食材を刻んだりこねたりと便利な機能を持つフードプロセッサーはとても便利な調理家電です。
しかし、実は「買ったけど実はもう使っていなくてしまい込んでいる調理家電NO.1」だったりもするんです…。その理由としては洗浄のめんどくささだったり、多機能で思ったよりも使いこなせなかったりと理由はさまざま。
しかし、最近は手軽に使いやすいタイプのフードプロセッサーも増えていて、お料理を効率よくこなしている方にとってはなくてはならないモノだとも言われています。
そんなフードプロセッサーをこれから使ってみたいという方に
おすすめの人気機種や
赤ちゃんのいるご家庭にぴったりの
フードプロセッサーを使った離乳食レシピ
をご紹介します!
フードプロセッサーにはどんなタイプがある?
●据え置きフードプロセッサー
一度に大容量のたくさんの下ごしらえをすることが出来ます。
大家族もしくはまとめて調理をして保存することが多い方に向いています。使い慣れるととても便利なものですが大きさによっては収納場所に困ることもあり、洗浄などの手入れも手間がかかるというデメリットもあります。
●スティックタイプのフードプロセッサー
少人数の調理や離乳食づくりなどに便利なコンパクトなフードプロセッサーです。
ちょっと使いたいときにも出す手間に面倒さを感じにくいというメリットがあります。
一度にたくさん作れない他、材料を刻んだりするときには専用容器が必要になってきます。本体の先に刃がついていて回転します。水分が多い物ジュースやスープにするのが得意です。
フードプロセッサーで離乳食づくり
離乳食をそろそろ…と考えているママにとってフードプロセッサーは強い味方です。産後には腱鞘炎や身体の疲れなどから材料を刻んだりつぶしたりがしんどい時があるからです。
●離乳食っていつから?
これにはとても個人差があり、なにより赤ちゃん本人に「食に興味のある子」と「ない子」があるということがまず一番に上げられるでしょう。離乳食の時期だからといっていきなり口に食べ物を近づけても口も開けてくれない子もいるからです。
ごく一般的な目安としての離乳食について下記にまとめます。
・生後5~6か月
・首や腰がきちんと座っている(食卓に座ることが出来る)
・スプーンが口に入れられる(母乳の赤ちゃんなどはなかなか受け付けない場合があります。)
・赤ちゃんの生活リズムが出来てきている
・母乳やミルクでは足りない状況になってきた
・大人の食事に興味深々である。食べたがる
・お母さんの気持ちに余裕があり、離乳食を始めてもいいと思っている時。
離乳食は大体3つの段階に分けられます。
初期:生後5~6か月
中期:生後7~8か月
後期:生後9~10か月
【参考】
→離乳食の進め方【初期・中期・後期・完了期別のポイント!14のおすすめレシピを大公開】
→里芋の離乳食は栄養たっぷり!【5つの簡単レシピをご紹介!効能効果がスゴイ!】
が目安になり1歳~1歳半くらいまで離乳食を完了して幼児食に移行するのが理想とされています。
しかしそれはあくまでも目安です。最終的に2歳くらいまでに完了しても問題はないとされています。
なによりも「食事は楽しい」と思ってもらえるような離乳食時期になると良いかと思いますが、くれぐれも理想論に縛られてしまわないようにしましょう。行き詰った時には中断したりすることも大切です。
離乳食で気を付ける事
アレルギー体質の人が増えています。
産院などの医師が良く指導していますが、「初めて食べる食材を与えるときには平日の午前中にしましょう」ということを念頭に置いておきましょう。
その理由は平日ならほとんどの小児科が開いているということ、午前中というのは食後すぐに反応が現れるとは限らないため時間に余裕を持って症状を見られる午前中の食事にしましょうということです。
以前、知人が夜ごはんに祖母宅に招待され初めてイクラのお寿司を食べた2歳児が夜中にアレルギー症状を起こして急変。救急車を呼ぶ騒ぎになったということがありました。「初めての食材」を与えるときは赤ちゃんや幼児の場合気を付けることが大切です。
【参考】
→【子供の「そばアレルギー」を考える】原因と症状&検査と治療法について
おすすめフードプロセッサー
通常のお料理はもちろん、赤ちゃんの離乳食づくりにも役立つフードプロセッサーをご紹介します。
◆スティックタイプ
ブラウン(Braun) マルチクイック MQ735
握り方でスピード調節が簡単にできるという特徴があります。手元で操作できる便利さが人気の秘密のようです。ふだんよく使う「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」が簡単にできます。料理の幅も広がりますよ。専用計量カップに洗剤とぬるま湯を入れて10~20秒スイッチを入れるだけで、容器と刃の周りのお手入れができる手軽さもマル。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00IHUP1YA?tag=s02a3-22
●TESCOM PureNatura スティックブレンダー ホワイト THM321-W
「つぶす・混ぜる・刻む」の3役が出来てお値段も手ごろな事から、フードプロセッサー初心者もしくは「ちょっと使ってみたい」という方におすすめです。
Amazonの口コミで離乳食づくりに使用している方が多くいらしてとても評判が良い商品です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00O7N6LWW?tag=s02a3-22
◆据え置き型
●テスコム(TESCOM) フードプロセッサー TK440
こちらは据え置きタイプ。お料理にも幅広く使えます。みじん切り、鬼おろし、ホイップなど1台でいろいろな調理ができる優れものです。
プッシュスイッチで誤作動も防止できるため安全です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00F9RNW3G?tag=s02a3-22
おすすめ離乳食レシピ
離乳食で初めて食べるものと言えば…お粥ですね。
●補完食 離乳食 初めての10倍粥(小さじ1杯分のお粥 × 約18杯分)
【材料】
お米 大さじ2
お水 300cc
【作り方】
1.お米を研ぐ
⚪大人の分のお米3合に、赤ちゃんの分も足して一緒に研ぎました
2.赤ちゃんの分のお米を鍋にとって、分量の水に30分(以上)つけておく
3.強火にかけて沸騰してきたら、吹きこぼれない程度の弱火にし、約40分炊く
※炊く時間はコツ参照
4.炊けたら蓋をしたまま10分程蒸らす
5.あら熱がとれるまで待って、フードプロセッサーにかける(なめらかになるまで)
6.目の細かいザルなどで裏ごしして出来上がり
https://cookpad.com/recipe/3362014より引用
●離乳食(中期から) 簡単プルーンゼリー
【材料】
(30cc離乳食保存タッパー4個分)
ドライプルーン2つぶ
粉寒天小さじ2/3程度
湯(ポットで可)ポットプルーンを入れて100ccになるように
【作り方】
1.分量の湯を少しとプルーンを軽くレンジで温める。そうすると実が少し柔らかくなります。
2.種があれば取り除く。
3.プルーンと湯をつぶつぶがなくなるまでフードプロセッサにかける。
4.粉寒天を加えてさらにフードプロセッサにかけて混ぜ合わせる。
※泡がたつまで温めると、きれいに固まります。
5.ある程度混ざったらレンジで温め粉寒天を溶かし、よく混ぜる。
6.容器に分けて冷やす。
https://cookpad.com/recipe/3412041より引用
●離乳食も大人も♪はんぺんでふわふわ焼き♪
【材料】
(離乳食 6 回分 と 大人 2人分)
はんぺん1枚
鳥挽き肉120g
お豆腐150g
人参1/2
たまねぎ1/2
ひじき5g(お好みの量で)
(月齢によって)片栗粉 大さじ1
(大人用)片栗粉 大さじ1
(大人用)塩大さじ1
その他 お好みの野菜適量
【作り方】
1.はんぺんをフードプロセッサー(以下FP)で、ざくっとつぶします。
2.鶏肉をいれてFPでまぜます。今回は鳥挽き肉を使ってますが、ささみを使っても◎他のお肉でもOK
3.お豆腐をいれてFPでまぜます。ここで一度、しっかり混ぜておくと、野菜を混ぜやすくなります。
4.好きな野菜を混ぜていきます。今回は人参。人参は消化しにくいので細かくしていれてます。月齢によってはすりおろしても可
5.たまねぎをいれてFPでまぜます。
6.ひじきをいれてFPでまぜます。ひじきをいれたあとは、混ぜすぎると、色が悪くなるので注意しましょう。
7.フライパンに油をひいて、生地をスプーンでおとして、弱火で蓋をして両面を焼きます。
8.両面が焼けたらできあがり♪ ふわふわの焼き上がりです。
https://cookpad.com/recipe/3909370より引用
まとめ
いかがでしたか?
フードプロセッサーはお料理に便利で離乳食もまとめてパパッと作れてしまいます。
お値段も手ごろで手入れもしやすいものを選べば忙しい方でも仕舞いっぱなしにならずに役に立ちますネ♪