不妊治療と私

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私が結婚したのは、28歳の時でした。周りがどんどん結婚が決まり、焦っていた私…焦っていたのは、「結婚できない」ということよりも不妊治療期間にどれだけ費やすのか?それが不安でした。

元々生理不順だった私は、生理が半年に一回来ればいい方でした。そのため友人から「犬の発情期と一緒だね~」なんて言われていましたが、別に何とも思っていませんでした。

子どもが欲しいと願うまでは…。生理なんてめんどくさいし、なんだか臭いし、痒くなるし、お腹痛いし…ナプキン買うのでさえめんどくさかった私。半年に一度なので、ナプキンなんて持ち歩く癖がなく、忘れたころに突如始まる生理に嫌気がするほどでした。

20歳で人生初めての恋人ができました。結婚を意識し始めると共に「子どもが欲しい」と考え始めました。

婦人科にも行きましたが、結婚していないので本格的な治療はしてくれず、しかもこんな田舎では不妊治療の知識を持った医者なんぞいなくて…。

結婚してから治療始めればいい」といわれるので、「早く結婚したい…」そう願うばかりでしたが、彼は「責任が重すぎて結婚に踏み込めない」と躊躇するばかり…結婚にこぎつけたのは付き合い始めて8年後の事でした。

結婚後、自然妊娠を夢見てました

ですが、やはり現実はそうもいかず…。結局病院に行き始めたのですが、田舎では何となくしか知識のない産婦人科医は、治療三年目にして匙を投げました。その時の医師は一筋の頼みの綱を私に教えてくれました。

「正直私は、不妊治療に関しては自信がなく治療も手探りでしたが、このままでは時間だけが過ぎてゆく…お一方私の先輩で有名な不妊治療専門医がいます。お手紙を書くので、一度来院してみてはいかがですか?先輩は物腰も柔らかく、ぶっきらぼうな私とは違って話しやすいですよ」と…。

教えてくれた病院は自宅から車で片道一時間半。毎日通院することも考え、一旦治療を休み、お金を貯めてから仕事を辞め、治療に専念することにしました。
不妊治療でよく行う検査として、血液検査・卵管通水検査、大きな病院ですと、卵管造営検査などがあります。この通水検査や卵管造営検査は、膣内から造影剤やバルーンで生理用食塩水を注入し、卵管が詰まってないか?を検査します。

狭いとかなりの痛みを伴うため、造影検査では私は気を失うほど痛みがあり、一時間ほど起き上がれなかったですし、膣内の傷みもひどく朦朧とした中自分で運転して帰ったため、自宅で気が付いたときどうやって帰って来たか思い出せず怖くなりました。

これを二年前に経験していたおかげか、通水検査ではさほど痛みもなく、卵管の通りも正常と判断されました。私の不妊原因は「多嚢ホウ性卵巣症候群」です。子宮内に沢山の卵巣が生まれ、ネックレス状に連なり一つ一つが成長できず排卵しないのが特徴。排卵しないので、生理が来ないのです。この不妊原因の特徴としては、体毛が濃く毛深い。声が低い。肥満体系などが挙げられ、私は全て当てはまったのでした。

本格的な治療はまず、「生理を定期的に起こさせること」が第一の条件でした。

無排卵では、生理も起こらないですし、妊娠なんてできません。生理を起こすために中用量ピル(プラノバール)を2週間同じ時間に毎日飲みつづけ、飲み終わった日から5日目生理がきました。生理が来たら、今度は排卵を起こさなければなりません。そのため、排卵誘発剤(クロミッド)を助ける作用がある(プレドニン)を生理二日目からクロミッドは生理5日か目から服用します。

この薬で卵胞一つでもいいので、直径20mmを超えると排卵が起こります。たまに不発もありますが…この不発の時はお腹が膨れ上がり痛みを伴いこの腫れが引くまでなんだか苦しいのです。腹水もたまるため膨満感と下腹部の腫れで薬で生理を起こさせると痛みも引いていきます。生理は女性の子宮内を掃除してくれるので、大きく育ちすぎた卵胞たちが流されるので膨れ上がったお腹も引いていくのです。

不妊治療を経験しなければ自分の体で起きている当たり前のことが自分が当たり前じゃなったことに気づかされ、たくさん勉強させていただきました。

体の仕組みって本当に不思議がいっぱいで思い通りにならなくて…しかし、辛かったこの不妊治療経験が自分の体の事を再確認させてくれるキッカケとなり、今は感謝しております。治療費は痛かったですけどね…。高い勉強代です。

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