【自閉症・ダウン症の子育てブログ】二人のママの奮闘記

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私は20代後半からお互いに協力し合うボランティア団体に入っていました。

その中にいるママ達の中に自閉症の子を育てているママと、ダウン症の子を育てているママがいました。

二人とも初産で障害を持つ子を出産し、初めての慣れない育児に加えて更に大変な状況の中、赤ちゃんを連れてボランティアにも参加していました。そんな二人の子育て奮闘記をご紹介したいと思います。

明るくて前向きなTちゃん

彼女は私と年齢が同じで、何度か顔を合わせるうちに仲良くなりました。

いつも自転車に子供を乗せてやってくるのですが、ジッとしていられないため、ずっと追いかけ回さないといけなくコンセントなどを触りたがるので、危なくて彼女は常につきっきりでいないといけない状況でした。

 

それでも、人に会うと元気になれるから!と言っていました。

 

実際、家に二人きりでいると、どうにかなりそうになるほど落ち込んだり、泣いたりしてしまうのだと話してくれました。

ですが、人前では常に明るく、元気で、逆に子育てに疲れていたり、悩みを抱えているママ達を励ましたり、冗談で笑わせたりするような優しいママでした。

そして、彼女の悩みは自閉症のお子さんのことだけではなく、ご主人がリストラにあってしまい、求職中で収入がないため、貯蓄を切り崩して生活しているというのです。

自閉症であっても預かって貰える保育園を探していて、彼女自身も仕事を探していると言っていました。その話を聞いている時に、私は初めて彼女の涙する姿を見ました。

私自身もその頃は年子の育児と主人の持病のことで悩んでいましたが、彼女の話を聞いて、私なんかよりもっと大変な状況でも、愚痴もこぼさずにがんばってる人がいるんだ!と知り、自分のことがちっぽけな人間に思えたと同時に彼女から大きな勇気を貰いました。

その後、私達は二人とも働くようになって、あまり会える機会はなくなってしまいましたが、彼女に出会えたことは私にとって人生の大きな宝です。

きっと、家にいる時には私に話してくれたように、落ち込んだり、泣いたりすることも多々あったのだろうと思いますが、人前では決して暗い顔はせず、お子さんが走り回る度に回りの人達に頭を下げ続けていた彼女の姿は一生忘れることはないと思います。

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負けん気が強くて、いつもキラキラしていたAちゃん

彼女は私より幾つか年が下で、彼女の結婚直後に出会いました。

しばらくして赤ちゃんを授かったと聞いて皆で大喜びしたのもつかの間、産後しばらくしてから彼女が産んだ赤ちゃんはダウン症だったことを知りました。

その数ヶ月後、彼女が赤ちゃんを連れて集会場にやってきた時に初めて産後の彼女と赤ちゃんに会いました。

この場所ではボランティアの打ち合わせの他に、最後に皆で悩みや困っていること、嬉しかったことなど、日常生活のことをお茶を飲みながら話すのですが、彼女は一番先に手を上げて、赤ちゃんが産まれたことの報告と紹介、ダウン症であること。

それを知った時の気持ち。

ここに出てくるまでにどれだけ悩んだか。ご主人とどんな話し合いをしたかなど、包み隠さず赤裸々に語ってくれました。

話しながら彼女は笑い泣きしていました。

そして、一番感動したのは彼女の最後の言葉。

「この子は私を選んで生まれてきてくれました。きっと、私にはこの子を通じてたくさん学ぶことがあるんだと思います。」

その場にいた全員が涙を流しながら拍手していました。

 

そして、彼女はそれ以来、公園などで知らないママ達に会うと、必ず自分からそばに行って自己紹介の挨拶とお子さんがダウン症であることを話し、よろしくお願いします。と頭を下げていたそうです。

そして、Tちゃん同様に自分の悩みにだけ捉われずに、育児や日常生活のことで悩むママ達を励ましたり、イベント時には素晴らしいピアノ演奏を聴かせてくれたりしました。

彼女いわく、負けん気が強いのは三人兄妹の一番末っ子として育ち、お兄さん達から、いつも背中に乗られて馬役をさせられたりして鍛えられたからだと言っていました。笑

いつも凛として、外見も内面もとても美しい人でした。そして、彼女の強さと人前では緊張感を保つことを忘れない姿は今でも鮮明に思い浮かびます。

まとめ

私が出会った障害を持つお子さんを育てているママ達は皆一様に明るくて、前向きな方ばかりでした。

 

それも、障害児を育てることがきっかけとなって、そうなったというのです。

 

別記事にありますように我が家の三男にも障害があります。

【関連記事】
【発達障害の特徴と対策】息子(三男)の経験を通して学んだこと~障害は個性~

 

私自身はご紹介したママ達のようにいつも明るく元気に前向きにとまではなれませんでした。

ですが、彼女達のおかげで一人ではないと奮い起つことが出来ました。

それから、一人で悩んでいた時には様々な手記を読んだりもしましたが、どの手記にも出会ったママ達同様に、この子の子育てを通じてたくさんのことを学ぶことが出来た。

私の元に生まれてきてくれてありがとう!という内容が綴られていました。

私自身は三男から忍耐力と言葉でハッキリと表現することを教えてもらいました。

短気でせっかち、言葉にして気持ちを伝えることが苦手だった私にとっての課題だったのでは?と思うことがあります。

また、神様はその人が乗り越えられない試練は与えないとよく聞きます。ハードルを一つ越えて前に進むために困難はやってくるともいいます。

そして、決してあなたは一人ではない。

同じような仲間が全国にたくさんいる。ということを忘れないでいて頂けたら幸いです。

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