男性(夫・パートナー)が不妊症?【原因と予防法・治療法を分かりやすく説明します】

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とくに身体に不調もなく、結婚して普通に夫婦生活をしているけれど、2年以上妊娠する兆候がない…

そんな状態のことを不妊というのですが、それを知るためには女性側だけではダメだということをご存知でしたか?

いまや不妊の原因の半分は男性にあると言われています。

そんな夫(パートナー)が不妊症かどうかを知るにはどうしたら良いのか?

どうやって原因を知り、予防・治療していくのかについてまとめてみました。

クリニックに行きましょう

出来れば夫婦(あるいはカップル)でクリニックに行くことをおすすめします。

一連の検査の流れですが、女性は基礎体温表をできれば3か月くらいは記録しておいてもっていくことが予約の条件になる場合もありますが、実際には超音波検査や女性ホルモン値、黄体ホルモン値などからも妊娠しやすい・しにくいがわかります。

男性の検査は簡単

精液を採取して提出するということのみになります。この精液検査でわかることが

・精子の数
・精液の量や濃度
・精子の運動率
・精子の奇形率
などです。

そしてWHOによる健康な精子の状態は…

● 精液量:1.5ml以上
● 精子数:3900万以上
● 運動率:40パーセント以上
● 奇形率:96パーセント未満
● 精子濃度:1500万/ml以上
● 総運動精子数(総精子数×運動率):1560万以上

となっており、精子の数が少ない場合は「乏精子症」、精子がない場合は「無精子症」など、診断によっては即不妊治療が必要になることもあります

また、女性が35歳以上の場合には結婚して半年~1年しても妊娠しない場合にはすぐに検査をうけることをお勧めします。

男性が陥っている大きな勘違い

上記のような精液検査などの話をすると

・ちゃんと射精できているから問題ない。
・見た目に精液の量も色の異常ないから健康な精子をもっているはずだ。

という「大きな勘違い」がある方がまだまだ多いという現状もあります。

精液検査の量・濃度・数などはあくまでも医学的に顕微鏡その他で厳密に検査しての結果となります。

乏精子症や無精子症の方も見た目や射精には問題がなく、とくに自覚症状などもないのが特徴なんです。

どうやって採取するの?

1.あらかじめ容器をもらって自宅で採取(クリニックに近い場合など)
2.クリニックの専用ルーム(鍵がかかるようになっていてプライバシーは完全に守られています)でマスターベーションによって採取。

精液は持ってくるときの温度などの状態によって精子の運動率などが大きく変化しますので、正確な数値が出ない場合があります。

できるだけクリニックで採取することをおすすめいたします。

※泌尿器科などでも精液検査は可能ですが、将来、赤ちゃんが欲しいと考えている場合には泌尿器科のみでの治療では効率が悪くなります。夫婦やカップルで協力・連携しながら治療していくことが大切なんです。

男性不妊かもしれないと診断されたら

●運動率や奇形率・濃度などに問題があった場合。

生活習慣の改善・人工授精などの方法を取るなど医師と相談しながら変えていくことが可能です。

また、精子の状態は日によって大きく変わりますので日を置いて何度か検査するという医師が多いようです。

サプリメントや食生活でかなり精液の状態は変わります(良くすることができます)

また、ストレスが原因の場合はその原因が取り除かれることで劇的に良くなるケースもあります。

●精子の数が少ない「乏精子症」、精子がない「無精子症」と診断された場合

乏精子症は精子の数が少ない状態のことで、軽度・中度・重度と段階が分かれます。

・軽度  人工授精(精液を専用のスポイトなどを使用して子宮内に注入する方法です)
     自然妊娠できるほどの精子量ではないけれど、体外受精するほどでもないという量の人。

・中度  体外受精(女性の卵子を取りだして、医学的に受精させてから受精卵を女性の体内に戻し着床させます)

・重度  顕微授精(顕微鏡を使用して卵子と精子を受精させます。精子が一匹でも居れば受精が可能です)

受精に関していえば1個の卵子に対して精子が1匹いれば良いので、人工授精や体外受精・顕微授精の措置をとっただけで妊娠できたというケースはとても多いんです。

しかし、男性の精液検査なしにはここまでたどり着くことが出来ないのです。

●無精子症

100人に一人は無精子症と言われています。無精子症には次の二種類があるのですが…

「閉塞性無精子症」

精巣輸出管、精巣上体管、精管、射精管などの精子の通り道が尿路感染や性感染症、鼠径ヘルニアの手術の後遺症により閉塞することが原因で起こります。

こちらは改善の余地があり、精子の通路を開通させることで自然妊娠も不可能ではありません。体外受精もとても有効です。

「非閉塞性無精子症」

ホルモンの異常か、精巣の造精機能に何らかの問題があるかのどちらかが原因と考えられていますが、具体的な原因を突き止めるのは困難な場合も多い疾患です。

しかし精巣精子採取法(TESE)と言う方法で、精子を細胞から探し出す方法があります。

自然妊娠は難しいのですが、治療によって改善されて1匹でも精子を見つけて顕微授精して妊娠できたという方もいます。

精子の状態を改善して不妊解消しましょう

現代は男女ともに不妊症の人が増えています。

しかし、生活習慣の改善で男性不妊の原因とされていた精子の状態も変えることができるんです。

1.禁煙をする(精子の運動率をさらに悪くしてしまいます)

2.アルコールの過度な摂取をやめる。(お酒の付き合いをほどほどにし、パートナーとの語らいの時間にする)

3.ジャンクフードやインスタントもの、コンビニ食品ばかり摂らないようにする。

4.夜おそくまでのテレビやゲームなどを控え早く寝る(パートナーとの時間を大切にしましょう)質の良い睡眠。

5.適度な運動を取り入れる。できれば大腿部などの大きな筋肉を鍛えましょう。

6.精子は熱に弱いのでサウナや熱すぎるお風呂、膝の上でのパソコンなど下半身を温めすぎないようにしましょう。

7.タイトすぎる下着やズボンなどで下半身を締め付けないように。血流が悪くなります。

これらの生活習慣を3か月は継続してみましょう。

◎精子の状態を良くする栄養素も意識して取りましょう◎

● 亜鉛 (かき、豚レバー、うなぎ)
亜鉛は、別名「セックスミネラル」と呼ばれている栄養です。生殖機能向上や、精子の運動を活発にします。

● 鉄 (豚レバー、小松菜、イワシ)
精子の形成を助ける働きがあります。

● ビタミンE (アーモンド、あんきも)
男性ホルモンの生成・分泌を活発にし、妊娠を促してくれます。

● セレン (かつおぶし、いわし、帆立貝)
この栄養が不足すると精子数が減少するだけでなく、精子の運動率も落ちるので妊娠に悪影響がでます。

食事で摂取するのが難しい場合には、サプリメントなどで補うことでも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

男性の不妊に関しては調べてみないとわからないというのが本当のところです。

女性が妊娠できないとひとりで悩んでいるケースはまだ多いのですが、男性でも積極的に妊活をしている方も増えています。

不妊なのではないか?と憶測で悩まずに前向きに相談して改善していく姿勢が大切ですね。

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