【小1の壁】退職・転職&人生を見つめ直す〜双子のシングルマザーの実体験〜

cached (2)

【スポンサードリンク】

 

都会ではよく耳にするこの言葉、自分には関係のない言葉だと思っていた。

 

私は双子の男の子を一人で育てているが実父母と同居の為、ありがたい事に仕事だけに専念すればいい環境にあった。

ただ、母との約束であった
(1歳から通っている保育園の送りは出社前に自分がすること、仕事を切り上げて定時に帰ること)は守っていた。

病気や発熱があっても仕事を抜けずに済むというのは本当にありがたかった。

保育園の年中組から始めたスイミングのおかげで子供たちは体力がつき、
5年間通った保育園も卒園した。

やれやれ、小学生か。一年生は授業が早く終わることが多く学童保育の申し込みをしようとすると、学童保育のパート職員の経験のある母に

「私が面倒を見るから学童には入れないでやってほしい」と懇願された。

どうやら話を聞くと、内情は色々あるようで
『安全に保護者の迎えまで預かる』といった他にはあまり期待できないようだった。

それでは夏休みだけでも、、と考えていたのだが通年で学童を利用する児童が優先で短期の利用は定員オーバー。
さらには兄弟割引や一人親割引がないのでかなりの出費になる。

これらの理由で夏休みの学童利用は諦めた。

 

【スポンサードリンク】

 

入学してしばらくすると、勉強が本格的に始まった。予想外に進捗状況は早く家で予習をしないとすぐに分からなくなるスピード。

さらには毎日の膨大なプリント(宿題やお便り)がどんどんたまってきた。

仕事が忙しく、毎日のプリントも整理整頓出来ない状態が続いた。

学校への提出書類も多く、双子Aと双子Bの持ち物が反対になったり訳が分からなくなってしまったのだ。

母にも叱責され、親としての自信を無くした状態で夏休みに突入。

初めての通信簿が皆勤であったことに安堵し、これから突入する長い休みはゆっくりできるであろうと単純に考えていた。

夏休みに入った子供たちの毎日のスケジュールは、朝に宿題や課題、ひらがなカタカナの練習をしてそれ以後はフリーという感じであった。

平日は母がつきっきりで勉強を見ていた。

もともと教育熱心であった母は次第に声を荒げるようになり、子供たちは萎縮して勉強がますます嫌になってしまったのだ。

私はその様子を気にしながら、仕事を続けた。

帰宅すると母の愚痴のパレードに疲れきり、自分で面倒を見れない悔しさと母に対して反論できないストレスが蓄積してきたようだった。

そんな折、なんと、日時の感覚が麻痺した。

厳密に言うと、今日は何月何日で何曜日というのが分からない。

手帳にスケジュールを記載してあるはずなのに、すっかり忘れる事が続いた。

スイミングのお迎えも行かずに会社からそのまま自宅に帰宅してしまい子供たちを待ちぼうけにさせてしまった事もある。

仕事も上手くいくはずがなく、人間関係のトラブルが続いた。

会社に出社できなくなった私はついに退職した。

 

8月2日。
夏休みが始まってしばらく経っていたけれど、「辞めてしまったのは仕方ない」と腹をくくり、子供たちと余暇を過ごすことに勤しんだ。

毎日宿題を一緒に考え、手料理を作って食べる。午後はプールに行ったり児童館や図書館に出かける。

当たり前の事が自分で出来る幸せを感じた。子供たちの笑顔が戻ってきた。勉強も嫌がらず、頑張るようになり、誉めるとさらに努力するようになった。

私は夏休みが終わるのが惜しくなってきた。もっと子供たちと一緒にいたい、もっと思い出を作りたいと思ったのだ。

夏が終わり、私の転職活動もスタートした。

転職は年齢的にも最後のチャンスであるため慎重になり、なかなか希望と現実が合わずにいる。

将来の不安や目先の生活の事もあるが仕事を中断した事には悔いがない。

それ以上に大事な子供たちとの時間を共有できたから。

何があっても仕事を手放さないと自負していた自分が、小1の壁で折れてしまった。働きながら子育てをするには、何かを犠牲にしないといけない時がある。

思いがけないスタートラインに立った私は、自分と子供たちの人生を見直すよい機会になったのであろう。

【スポンサードリンク】

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ