あいたた出産記

出産予定日2週間前の熱い梅雨の中休みの日曜日。

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従兄からもらったチャイルドシートを二人で一生懸命車に装着しました。喧嘩しながら…。

その夜主人がお腹の子に言ったんです。「とりあえず出てこれる準備は整ったから、次の週末頃出ておいでね~」てね…。予定日は7月10日この日は6月26日でした。

その時は一軒家タイプのアパートで、同じアパートの住居者の通路が調度うちの居間が丸見えで、見えないようにはしていたんですが、どうもこの日よけ具合が気になってたんです。主人に言ってもなかなかしてくれないので、一人で頑張ることに。二階に上がったり一階に下りたりと何往復した事か…で結果、翌日出血!

一応母に報告。「出血した。」すると「出血したからって次の日生まれるわけじゃない。私なんてお印から4人とも一週間出てこなかったし、予定日前なんて出てくるわけがない!」

姉にも報告「予定日まだ一週間以上あるでしょ?まだ大丈夫だって!」と…姉も母も予定日すぎての出産しか経験してないので、予定日前出産するわけないと思っていた様子。

経験者が言うのでと思いカレーを作って主人を待っていた私。珍しく主人がオロナミンCを買ってきてくれたので、久々飲んでみたんです。

翌日…お腹痛い…で目覚めた私。時間を計ってみると不規則すぎて訳が分からない…そろそろ七時だと思い主人を起こしました。「ねぇ七時だよ…てかお腹痛いんですよぉ…これって陣痛ですかね?」に飛び起きた主人。寝起きは頭が働かず回転しないので、自らくるくる回る…。「え?あれ?おれ?何するんだっけ?」とくるくる…。

「壁に貼ってあるでしょ?陣痛が10分間隔になったら病院へ連絡って!」と言うと「あーそうか…トイレだ!そして会社に電話か…。」とトイレへ消えた主人。

不規則な痛みに耐えながら「出産は長丁場になるから体力付けないと!」と昨晩のカレーを痛みと闘いながら食べる私。なぜかゆったりカレーをおかわりしてる主人。

トイレに行くと出血が凄いのに何故か大爆笑する私トイレから「うぉー!出血したよ!すげー!なにこれ?」とこれから起こる壮絶な戦いに胸を躍らせる私。カレーを食べ続ける主人…気づけば不定期ながらも陣痛5分切ってました。

重い腰を上げ病院に着いたのは朝9時ごろ。担当医が夜勤明けで見れないってことで初めましての医師に診てもらうと「4cm開いてるよ」と…
もう?開いてんの!?とビックリ!歩くといいからと、診察室から階段降りて端から端にある陣痛室へ痛みと闘いながら歩きました。陣痛室では家族の血液型や、病歴等いろいろ聞かれました。

初めての傷み…前日の寝不足、意識が遠のく私…ビンタで起こすうちの母と伯母にイラッとしました。寝るとビンタされるので、眠気が飛ぶようにと携帯片手にブログへ実況中継する私に、担当医がやってきて「おぉ!余裕ジャーン」と親指を立て「ぐじょっぶ!」と去っていった千鳥の大吾似の医師。そんなこんなで、気づけば7cm開いていました。そこから嘔吐との戦いが始まりました。カレーを食べてきたせいで、嘔吐が止まらず吐き続ける事数時間。子宮口は10cm開いたので、分娩室へ移動したとたん、嘔吐の嵐が怒涛のように続き体力がどんどん消耗されていくのが分かりました。

開いてもなかなか出てこようとしない赤ちゃん…。

途中子宮口を確認するため、指を入れていた時に嘔吐してしまいそのまま破水。「な…なんか…もれた…」というと「破水したから感染予防の薬飲んで!」と飲まされました。薬を飲んでは吐き、お茶を飲んでも吐き、主人にはいっぱい胃液をかけてしまいました。

「赤ちゃんに過剰ストレスがかかり始めているから、押し出すよ」と…助産婦さんが馬乗りになったり、医師が乗ったりと代わる代わる私のお腹を押さえつけました。「力む時は目をつぶらない!顔がはれるよ!」と…必死でした。とにかく力みました。

「わたしをなめんなよぉおぉお」で息子はスルンと出てきましたが…鳴き声がありません。

「男の子です!おめでとうございます!」と言ったかと思うと息子を私から見えない場所へ連れていきました。その時、主人はカメラで動画を撮っていました。カメラで撮りながらゆっくり息子に近づく主人が見えました。主人で息子が私からは見えず、生まれた安堵感と疲労感で頭が朦朧としていました。

次の瞬間「ふんぎゃーーーーーー」息子の大きな鳴き声に一同ホッとした様子で、「赤ちゃん過剰ストレスで一時危険な状態だったんですよ…泣いてくれてよかった~」に主人は大号泣。顔をぐしゃぐしゃにして泣くから私の感動が笑いへと変わりました。

「お父さん抱っこしてみます?」に即答する主人「命って重いんだね…普段重量物運んでるのに、3kgちょっとがこんなにも重いなんてね…不思議だね」とまた泣くから笑えて来ました。

過剰ストレスがかかってたということもあり、カンガルーケアー並びに両親に抱っこさせることはできませんでしたが、保育器に寝ていたうちの息子はオッサン姿で寝ていました。両手を頭の後ろにおいて…。「おつかれー」の言葉とともに、私の母と弟、伯母に義両親が分娩室へ入ってきました。オッサン姿で保育器に寝ている息子を見て「貫禄あるね…」と一同…。

7月2日午後9時 3226gの男の子が誕生しました。

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